ぼんやり すぎゆく日々
わたしはフルート吹くのだが、先日のテレビで
世界的なフルート奏者が出演していた。
ほかの出演者からの質問で
「一番緊張した演奏はベルリンフィルのオーデションか」
という質問に対し
「昔は緊張していたが、音楽に敵はいないと思うようになって
しなくなった」ということを答えておられた。(大体の
意訳)
シランクスの最後のピアニシッシモを命が消えゆく様だから
消え果るまで吹く、何年も修行して身に着ける、と。
そりゃ、わたしのような凡人は努力しないとなるまい、
と思うが、(日々に追われてなか音楽に向き合えない。
→ここは小さな声でおもう)
それにしても、こんなすごい人のコンサートに2回も行けて
幸運だったな。
毎日フルートケースを開けて、その表面にいただいた
サインを見るたびに思い出すあの音。
***
病気に対しては気もちも揺れる~
これからどう生きようとか
真剣に考えるとくたびれるので、
どこかぼんやりと時間がたつのを待っている